リスニングの強化に役立つ教材とは?

リスニング力を強化させるためにどんな韓国語教材を使えば効果が上がるのでしょうか。まずその点を考える上で重要なのが学習者の現段階の能力です。

ひと通り韓国語の基礎を学び終えた初級~初中級レベルの人であれば、リスニング力を鍛えるための教材に特化して特訓することが必要です。この点で最大の効果を上げるのは、やはりスピードラーニングと言えるでしょう。(→当サイトのレビューへ移ります

このタイプの学習者は既にハングル文字を読み書きすることができ、なおかつ正しく発音をすることができ、ある程度の文法や会話表現を習得済みの状態です。

基本ができている状態でリスニング教材を使うならば、あとは訓練の繰り返しによってリスニングの能力を徐々に向上させることができます。迷わずスピードラーニングを選びましょう。

・これから韓国語を学ぶ方であれば何が役立つのか?

これから韓国語を学ばれる方でリスニング力を主に伸ばしたいと言う方もおられるでしょう。理由としては「映画やドラマを字幕なしで見たい」というタイプの方です。

この場合「聞く」能力だけに特化して伸ばしてゆくことはできるのでしょうか。リスニング力のみを伸ばしたければ、一見スピードラーニングなどの教材のみを使って能力を伸ばせそうですが、そうではありません。

なぜならスピードラーニングはあくまでも「リスニングに特化」しているので文法や単語を学ぶ目的で作られているわけではないからです。リスニングの能力は基礎の文法や単語力の上に積み上げられる能力なので、まずはテキスト教材を使って学ぶのをおすすめします。

これは逆説に聞こえるかもしれませんが、リスニング力を強化させるには正しく話すの能力を上げる必要があります。なぜなら「リスニング:スピーキング」とは表裏一体の関係だからです。

もし韓国語初級レベルでハングルや正しい発音で会話するのに困難を覚えているのであれば、ハングルと発音に特化した教材はスピーキング力を身につける助けになります。

正しい発音で韓国語の単語や会話表現を声に出せることによって初めて音として韓国語を正しく聞くことができるようになるからです。つまり、「正しく話せる」と「聞き分けられる」ようになるのです。

遠回りに思えるかもしれませんが、基礎をしっかり据えてのみリスニングの能力を伸ばすことができますので、一つ一つ積み上げてゆくことにしましょう。

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